「そう?ごめんなさいねぇ。じゃあ、よろしくお願いします〜!」 お母さんが明るい調子で電話を切った。 「陽依、よかったわね!1週間後に受け入れてくれるですって。」 「…は!?」 物も言えない私とは対照的に、ニコニコと笑いながらお母さんは嬉しそうに手をたたいた。 …いきなりの申し出を受けるなんて、どんな学校だ。 いきなり沢山の状況が変わり、私の頭はついていかなかった。