「うーん…」 何かが引っ掛かる。 もともと、みんな…千尋先生でさえも、私がこの寮に入ることを訝しんでいた。 それに… 私が広間に入ったとたん、みんなの空気が止まった気がした。 だけど、私は人生でこの寮にいる人たちと関わるのは初めてで… 「あーっ!よく分かんなくなってきた!」 私はうーんと伸びをして、猫あしソファーから立ち上がる。 いくら考えても、謎は深まるばっかりだ。 こういう時は、きっと気分転換が必要だ!!