「…っでも、」 釉梨さんは、どうするの…? そう思うのに、言葉にならない。 私を見つめる夕都が、少しだけ切なげに微笑んだ。 「…今は何より、陽依が、大事だから。」 そう言って、夕都は何かを取り出した。 「それ…っ」 夕都の手には… 白い封筒。 夕都はゆっくりと、ピンクと黄色の花が描かれた便箋を取り出して。 それを… 手に掛ける。 「夕都…?」 そして… 夕都は、手紙を、上下に破り割いた。