棗さんの真似をして、レモンスカッシュを一気飲みしてみる。 「…っげほっ!」 意外と炭酸が強くて、思わずむせてしまった。 「…棗さんは、大人だな…。」 私の呟きと同時に、残った氷がカランと音をたてた。 「…さぁ、探そ!」 グラスを洗い終えて、私は再び植物図鑑へと向き直る。 …どうしてなのかは分からない。 だけど… 秘密の奥庭に生えているあの花が気になってしょうがなかった。