「…ただいま〜。あれ?」 授業が終わってS寮に帰ると、いつもは誰かいるリビングはもぬけの殻だ。 みんな、まだ帰ってないのかな? …まぁ、正直棗さんと顔を合わせるのは気まずい。 だから、少しだけホッとした。 「とりあえず、制服着替えて…」 独り言を言いながら、私はいったん自分の部屋へと戻った。