「…たっくん…。」
「ちょっとー!ピンクな空気は厳禁やで!!」
私とたっくんの間に、竜君がいきなり割り込んできた。
「ピンクって…。」
私とたっくんは顔を見合わせて笑った。
「陽依ちゃん、そろそろ寝た方がいいよ。お肌に響くでしょ?」
そこに樹さんも入ってきて、私に軽くウインクした。
「…はい。寝ます。」
私は素直に頷いた。
あぁ…。
私、どうやっても樹さんには勝てない気がする。
「おやすみなさい。」
みんなにおやすみの挨拶をして、私は自分の部屋へと戻った。
明日はあのドレスを着て、立派なレディになって、たっくんのお父さんを説得させるんだ…。
少し高鳴る胸を押さえながら、私はベッドへと潜り込んだ──…。

