Secret Garden!!〜オトコだらけの秘密の花園〜




すっと、遥季の手が私の背中に触れる。
恥ずかしさと緊張で、私は思わず腰を引いてしまった。



「…陽依、お前…」

「…だって!」


困った顔で遥季を見上げると、遥季は意地悪くニヤリと笑った。




次の瞬間、ぐいっと腰を寄せられ、私は遥季の腕の中に収まってしまった。


「遥季…!」

「だってそんなんじゃ何時になっても練習になんねぇだろ。」


非難じみた抗議をすると、遥季は不満そうにそう言った。





…それはそうだけど。
こんな慣れないことする私の気持ちも考えて欲しいよ…!



「じゃーテンポとるよ?」


そんな私の思いをよそに、ワルツの練習は進んでいった──…。