放課後。 S寮のみんな勢揃いで、私のレッスンをすることに…。 「じゃあまずは…ワルツあたりでいいんじゃない?ワルツはダンスの基礎だしね。」 棗さんは軽く言うけれど。 ワ、ワルツ…。 初めて口にする単語だよ…!! 「…陽依、何百面相してんだよ。アホ面が余計にひどくなるぞ。」 棗さんが鼻で笑いながら私を見下ろす。 「なっ…だってワルツなんて踊ったことないんですもん!」 「…はぁ。」 私の言葉に、遥季がため息をついた。