平日の昼間の繁華街。 あまり人はいないけど、学校をサボっている高校生がチラホラ。 そして、あたしと獅龍のみんなを見た瞬間、表情を変える。 獅龍のみんなには、 “尊敬” “好奇” “憧れ” の視線を。 あたしには、 “嫉妬” “好奇” “軽蔑” “憎悪” の視線を。 同じ“好奇”の視線でも、あたしと獅龍じゃ全然違う。 獅龍は“憧れ”にも似たような視線で、あたしは“誰でもヤらせてくれる”っていう、ヤりたい男子からの視線。 それと同時に、沢山の罵声も飛んでくる。