そうだ……藤丸たちに……っ ふらふらと辺りを見ながら俺は今出てきたばかりの教室に戻った 気づけば時間が止まったように、みんなはピクリとも動かなくなっていた 「藤丸……」 藤丸たちはさっきの場所に座っていた そしてその目は何かを覚悟したかのような鋭い視線だった 「なんだ……これ」 「戦いだ。これが俺たちが恐れていた悪魔との戦争の合図だ……」 そんな―――――