でも、昼休みだけは断ることにした。 昼休みは、慶太と過ごす時間だと決めているから。 「昼休みだけは静かだなぁー」 いつもの校舎の屋上。 本格的な寒さになってきたというのに、相も変わらず俺たちは屋上で過ごす。 コートを纏ってまで屋上にいる自分がおかしく思えてしまう。 ……慶太にいたっては、家から毛布を持ってくる始末だ。 「おまえ、なんか変わったな」 柔らかい毛布にからだを包み、顔だけ出した慶太が、まじまじと俺を見る。