巫女としての役目を果たさなかったことで殺された、ということか。 「塚が完成したらヒメミコ様が埋葬される。そのときに奴婢たちも一緒に埋葬されるのよ? ……タスク、あなたもよ?」 「………」 女王や領主など身分の高い人たちが亡くなると、 その人たちに仕えていた奴婢たちも一緒に埋葬されることは知っていた。 それも、生きたまま――…… 「だから、一緒に逃げよう」 「でもカヤ……」 今すぐにでも逃げ出そうとするカヤが、僕の右手を強く引っ張る。 僕はその手に力を入れて抵抗する姿勢を見せた。