ロンリーウルフ


やっとのことで解放されると、クソガキは満足そうに笑っていた。

「あんた、ほんま最悪やな」

関西弁が止まらない。

この町に来てからというもの、できるだけ出さないようにしていたのに。

「俺は最高だったけど」

「あんなんで満足できるか! 下手くそ!」

下手という言葉が効いたのか、クソガキは眉間にシワを寄せた。

「下手くそぉ?」