ロンリーウルフ


「いらっしゃいませ~」

ホールが騒がしくなってきた。

そろそろあたしの出番かな。

チラッと相川さんを見ると、真面目な目でコクリと頷く。

「いってらっしゃい」

のアイコンタクト。

あたしはメイクをもう一度チェックして、店のライターをドレスのストラップに差し込む。

メイクよし、髪型よし。

ポシェットの中身、よし。

さて、いきますか。