ロンリーウルフ


1限はもう仕方がない。

2限には間に合うように準備をしなくては。

クソガキの腕をはらってベッドから降り、身支度を始める。

一応着替えは脱衣所で済ませて、後はメイクだけ、という段階で、あたしはレイヤを起こすことにした。

「ねぇ」

返事はない。

「起きてよ」

レイヤは体を捩り、こちらを向いた。

異変には、すぐに気がついた。