ロンリーウルフ


タオルケットにくるまり、目を閉じる。

隣には、アザだらけの少年。

ゴミにまみれていたが、シャワーを浴びていい香り。

彼氏でもないのに、となりに堂々と寝転んでいる。

ハラハラしたりイライラしたりと慌しかったが、やっと休める。

それにしてもこの状況、激しくおかしくないだろうか。

「ねえ」

「あ?」

レイヤは静かに応えた。

「何であんなとこで死んでたの?」

隣で微かに動く感覚がした。