ロンリーウルフ


図々しすぎる。

明日の朝叩き起こして、さっさと追い出そう。

「減るねん、スペースが」

イライラして関西弁が止まらない。

「他に寝る場所ねぇだろ」

「床に寝ぇや。タオルケットくらい貸したるわ」

「はぁ? もう絶対ここで寝るし」

レイヤはドカッと横になった。

こんな常識のない人間とは今までに接したことがない。

あたしは面倒になって、大袈裟に舌打ちをした。

仕方なく、隣に横になる。

今夜だけの我慢。