ロンリーウルフ


あたしはもう一度まじまじと顔を見た。

傷もアザも何もない、日焼けをした小麦色の綺麗な肌。

髪も黒いし、爽やかにカットされているし、金髪だった当時とはまるで別人だ。

「ほんとに、あのレイヤなの?」

「そうだよ」

「驚いた……別人みたい」

「お互い様だろ」

ハハッと笑った彼は、確かに見覚えのあるレイヤの笑顔だった。

大きな目は、あの頃よりずっとキラキラ輝いている。