ロンリーウルフ


あたしは起き上がることもせず、レイヤのいない左側を向いてぼうっとした。

部屋が空っぽな感じがした。

やけに静かで、遠くの方で床がパキッとなったのが聞こえた。

孤独感。

そう表現すればちょうど良いのだろうか。

部屋の向こうは暗くて、外の世界には誰も味方がいないような気がした。

体も重いし、動きたくない。

誰にも会いたくない。