ロンリーウルフ


笑いながら、レイヤの手があたしの頬を撫でた。

チュッとその手にキスをすると、無性に唇にもしたくなった。

もぞもぞ体を動かし、レイヤの方を向く。

月明かりに照らされて、恐ろしくキレイな顔をしている。

大きな目が優しく開かれて、かさぶたの剥がれた唇が艶を放つ。

「チューしたいんだろ」

心を読まれて心拍数が上がる。

「え?」

「視線が口に向いてる」

生意気。

でも、今日は素直に認めてあげる。

「うん、したい」