ロンリーウルフ


レイヤはそう言って、抱き締める腕の力を強めた。

「どうやって?」

「知るか」

「無責任やな」

川に突き落とすようなキャバ嬢なんか好きになるなよ。

趣味悪いな。

あたしのどこを気に入ったというの。

拾ってあげたから?

看病したから?

さすがアホ。

単純だ。

そのうち悪い女に騙されるぞ。

「じゃあどうすりゃいいんだよ」

不機嫌な声。

報われないあたしへの気持ちを持て余している。

やはり、気持ちを知っていて何度も体を許してしまったのが良くなかった。