ロンリーウルフ


あたしはガシッと、レイヤのそこを握った。

とりあえず、気持ち良いよりは少し強めで。

「潰したろか、コラ」

するとレイヤは慌てた様子で、

「やめろっ! 言ってみたかっただけだよ」

と、すぐさまあたしから離れた。

フン。

正直あんたとのセックスは嫌いじゃないけど、だからってそう簡単に足は開かない。

意外と優しく繊細に触れてくれるからって、二度と自分から求めたりしない。

こんなやり取りも今夜で最後だと思うと、なんだか寂しい。

恋人のようには思えなかったけれど、もう一人の弟だと思えるくらいには、情が湧いている。

いや、弟以上のことをしてるから、弟以上恋人未満?