ロンリーウルフ


今日は金曜日。

ありがたいことに、店は大賑わいだ。

あたしもいくつか指名を取ったりして、忙しく働いた。

飲んで飲ませて飲まされて。

笑って笑って、時には真剣な顔をしてみたり。

時間はどんどん過ぎていく。

そして深夜12時頃。

ふと客足が引いた隙に、あたしは何気なくプライベート用の携帯を開いた。

着信とメールがいくつか。

留守電も入っている。

全て母からだった。

留守電を聞かなくたって、メールを開かなくたって、内容はわかっている。