ロンリーウルフ


そんな気持ちでレイヤを一瞥。

レイヤは悪びれるわけでもなく淡々と、

「別れたけどな」

と言い放つ。

どうやらそれに納得がいっていないギャルこと元カノは、

「別れない!」

と声を張った。

あーあー、このクッソ暑いのに、青春している二人のせいで余計に暑苦しい。

「で、あんたレイヤの何なの?」

ギャルはあたしにまで噛みついてきた。

年上に向かって、あんた呼ばわりかよ。

まったく、どんな教育受けてんだ。

何って聞かれても、どう答えればよいのやら。

正直に居候先の家主ですなんて言えば、きっとややこしくなる。