ロンリーウルフ


レイヤは面倒臭そうに視線をそらす。

答えたのはギャルの方だった。

「レイヤの彼女ですけど!」

お前こそ誰だと、レイヤの何なのだと、あたしを睨み続けている。

「は?」

思わず声が出た。

彼女?

このクソガキに、彼女?

それじゃあ……

「惚れた」

「お前しかいねぇんだよ」

あれは何だったんだ。

嘘だったのか。

なんか腹立つ。

超腹立つ。

別に、クソガキが誰を好きでも構わないけどさ。

あたし以外にも頼れる人、いるんじゃない。