ロンリーウルフ


どうしてあたしが睨まれてんの?

睨むならレイヤを睨むのが自然でしょ。

あたし、助けたんですけど。

レイヤは冷たく告げる。

「お前には関係ない」

バカの一つ覚えか。

さっきからそればっかりやないか。

「関係ないわけないでしょ?」

ギャルは上手に描いた眉をつり上げた。

ここはひとつ、あたしも聞いておくべきだろう。

あたしはレイヤをつついた。

「この子誰? 学校の同級生?」