ロンリーウルフ


レイヤは私の存在に驚きつつも不機嫌な顔をして、

「テメーに関係ねぇだろ、口出すんじゃねぇよ」

と心底嫌そうに呟いた。

関係ないだと?

この女の敵め。

「やかましい! こんなとこ見て黙ってられるか!」

「テメーの方がうるせえんだよクソババァ」

「あんたのせいやろクソガキ」

炎天下で白熱していくあたしたちを止めたのは、レイヤに胸ぐらを掴まれていたギャルだった。

「ちょっと!」

あたしたちは条件反射でそちらを向いた。

制服を着たアッシュヘアの女が、あたしを睨んでいる。

「誰?」

つけまつげがバサッとシャッターを切った。

めっちゃケバいなこの女子高生。

上手く盛れば可愛いだろうに、もったいなー。