また試合が始まった


こっち有利の試合が進んでる


幹生くんに限らず 色んな人が得点を入れるので 余裕だ


結局は118対79


楽勝だった


「幹生のとこへ行ってみようぜ」


「いいよ このまま帰ろう」


何も知らない佳幸は


「なんで~ 一勝おめでとうって言ってやれよ」


と 無理矢理進める


「じゃあ 一緒に行ってくれる?」


「仕方ないなぁ~」


あたしたちは入り口のホール付近へと移動した