「だから俺は今までへこたれずにやってこれたんだと思う。真琴が俺を想ってくれるからがんばれた」
「わたし……?」
「自分のためだとそんながんばれないもん俺。
あんまりいつまでも一途でいてくれるから、お前には俺しかいないんだと思ったりした。
真琴は俺じゃなきゃダメなんだから、俺がしっかりがんばんなきゃって思えた。
振り返るといつだってそれが俺の支えだったんだ。
仕事が忙しいときも、
仕事がなくなったときも……
真琴が俺を想ってくれていることが、ずっと俺の支えだった」
そんなことを言ってくれた。
支えたつもりなんかなかったのに
支えられることばっかだったのに。



