「奈緒、待てよ!悪かったって」 玲がそう笑って言うから。 あたしはわざともっとムスッとした顔にしてみた。 でも玲は、そんなあたしを無視して話し掛けて来る。 「それよりさ~、学校行くの面倒じゃねぇ?」 「そりゃ、好きで学校行きたくないよ。あんな嫌味言われるような所」 「だよな~?てことで、学校サボろうぜ!」 会話の中で、玲が意味わからないことを言って来た。 サボり? って、あのサボり? 学校行かないっていう、あのサボり? 「あたし、サボったこと無いんだけど…」