やっぱりラストとなると大量の花火がどんどんと打ち上げられる。 花火の音に圧倒されて真剣に花火を見ていると、隣からチャプチャプと水の音が聞こえてきた。 …なんだ?と気になった俺は、ゆっくりと視線を隣に移し…… 「うえ!?…っ――」 「…え、ちょっ、櫻井!?」 「どうした、どうしたんだ櫻井!」 白目を向いて倒れた。 そして同じく水の音が気になって隣を見た二人も、白目を向いて倒れた。 「最後にそれは、ないだろ…」