「日高くんの雰囲気、柔らかくなった。前は、もっと冷たいオーラ放ってて…はっきり言って怖かったし」


瑞希が怖いって言うんだから、相当怖わかったんだな…

そりゃ、友達居ない訳だ…


「本人気づいて無いだろうけど、美羽の側にいる時の日高くんの顔、安心してるように見えるよ?」

「安心…?」


本当に?
私がいる時の葉音、安心してくれてるの?


「うん。だから、日高くんにとって、美羽は"特別な存在"だってことは確かだね。…今はそれで良いんじゃないかな?そのうち、答えが出るよ」


っと言いながら、瑞希は私の頭を撫でてくれた

瑞希に話してよかった
ちょっとだけ、胸のモヤモヤが無くなった気がする