「はぁ…」

「どしたの?テストの結果がヤバかったの?」


ため息をついてると、瑞希が来た

今日は、テスト返却日だった
テストの出来はまぁまぁ

だから、このため息はテストから来たものではない


「…葉音にとっての私ってなんだろう…」

「あれ?まだ付き合って無かったの?」


え?
瑞希の中の私達は何時から付き合い始めたの?


「付き合ってないよ?…付き合ってたらこんなに悩まないよ」


そう言いながらまた、ため息をもらす


「うーん。美羽は、中学生の日高くんを知らないから、わかんないかもだけど…日高くん、美羽が来てから変わったんだよ?」


っと、笑顔で言う瑞希

変わった?なにが?