「熱…上がったね…寝な?」 美羽の頬に触れると、叫んだせいで熱が上がっていた 「…死んだら…やだぁ…」 「大丈夫だよ。お前が居る限り、死んだりしないよ」 俺が言うと安心したのか、睡魔に負けたのか、美羽は夢の世界へおちた 「…美羽が居るから、今は悲しくも苦しくも無いよ?…ありがとう。美羽。おやすみ」 そう言いながら、そっと美羽の熱いおでこに、小さくキスをした どうか、俺のそばから居なくならないで… そんなことを願いながら