「日高くん!!」


いきなり、俺の名前を叫びキッチンに入って来たのは…春野だった


「ごめん…ごめん…私っ」


そして、謝りながら泣き崩れた春野

驚く俺と隼人

美羽は…?
なんで一緒に居ない?

すごく嫌な予感がした


「美羽が…消えちゃったよぉ…携帯も…通じないし…どうしよう…」


泣きじゃくる春野に隼人が駆け寄り慰めながら、俺に目を向ける


「ココは、俺がなんとかするから、お前行け!」

「悪いっ!後、頼んだ」


隼人にキッチンを任せ、俺は教室を飛び出す


どこに居る?
美羽…無事でいて…