「ケイちゃん、今日って予定ある?」 「え?特にないですけど」 「ちょっと飲みに行かない?」 「いいですよ」 アヤ先輩がこうして誘ってくるのは久しぶりだ。 シュウさん達の合コンをする前は、ちょくちょく誘ってくれていた。 私との親睦交流会だって笑ってたあの頃。 何にも悩みなんてなくて。 こんなに人を好きになるなんて想像してなくて。 「用意出来た?」 「あっ、はい」 「じゃあ行きますか!」 「はい」 アヤ先輩に促された私はロッカーの扉を静かに閉めた。