「ま、頑張って♪」

「唯斗先輩(てゆーか先輩たち)の鬼っ!!!!」

「円ちゃーん??そーゆー事言うなよ??」


…もう唯斗先輩なんか知らないっ!!!!


「じゃあ、荷物持って移動ー」

「「はいっ」」

「はぁい…」

あー、テンション下がる。


てゆーかそれ以前に、あたし大丈夫なの??

着替えとかはトイレでするとしても、寝る時…一緒しかないよね??


しかもそのメンバーが、晃汰と飛鳥と俊介だよ!?

危なすぎるでしょ!!!!


晃汰には、告っちゃったわけで…。

飛鳥には、告られちゃったわけで…。

俊介は、このあたしたちの関係を楽しんでるわけで…。


うん。超危ない☆

その中でも特に、俊介は危なすぎる。

なんか企んでそうで…怖い!!!!


ーカララッ

あたしたちのクラスが書かれた札のかかった部屋へ入ると、やっぱりびっくりしてしまった。


メンバーがわかっていてもこの威圧感。

やばい。

無事に家に帰れる気がしない…。


「おー円来たかー」

「あ、はは。よろしくお願いしまーす…」

「「どんだけ棒読み!?」」


あー、自分が情けなくなってきた…。