ヴァンパイア王子~覚醒のblood~

それは歴代のOBOGが政治家、官僚、警察官、裁判官、大企業など各界に散らばっており、更に生徒会員の親が国の重要ポストに就いているケースが多いからだ。


どんな人間がいて、どんな組織構造になっているのかとても興味があったので、この高校を選んだといっても過言ではなかった。


だから、生徒会に入らないかと誘われた時は純粋に、とても嬉しかった。



しかし、その生徒会にまったくもって不釣り合いな二人。



怜央は思いがけない事態に頭が真っ白になった。


怜央がフラフラとした足取りで席につくと、大きなホワイトボードが置いてある上座側の扉が開いた。



空気が一瞬にして強張る。