さて、せっかくですので物語の裏話でもしましょうか。


作者お気に入りの日向君。


彼が関西弁になった理由は、単純に明るさを強調しようと思ったからではありません。


日向が死んだと思って、落ち込んでいるレオに向かって喋る犬。(狼ですね、日向に怒られます。笑)


その時、声だけで読者に「あれ!?もしかして……」って思ってほしかったんです。


しかしこれはアニメではなく小説なので、声だけで分かるなんて無理。


そこで日向に関西弁を喋らせれば、文面からでも伝わるのではないかと思ったのです。


たった数ページで、しかもすぐに正体明かしちゃってますが、そのたった数ページのために日向は関西弁になったのです。



それと、レオと日向が酒場に行ってたらふく食べるシーン。


通貨価値が分からず、店員さんに30ギルド全部渡しましたが、さて30ギルドは日本の通貨価値にするとどれくらいなのでしょう?


正解は……5万円くらいです。


二人が入った酒場は、庶民的な酒場だったので、二人で5万円は贅沢ですね。


勿体ないことしましたね、日向君。


ついでに日向に押されて言い値の三倍で買ってしまった質屋のおっちゃん。


かわいそうに見えますが、実は30ギルド支払ってもかなりもうけてます。


40ギルドぐらいで買っても十分清算は取れるでしょう。


なかなかのやり手です(笑)