ドガァ!!! 豪快な音がしたと思ったら。 目の前にいた男がいなくなっていた。 「え…?」 事態がわからず、ポカンとしてるうちにまた豪快な音が聞こえ、後ろにいた男が地面に倒れ込むのを見た。 顔には殴れた痕。 「てめぇ…!何しやがる!?」 「それはこっちのセリフなんやけど?」 あ……。 一番、聞きたかった声が響く。 何でや…。 どうしてここが…。