あたしはメールを打つことにした


『将太 
素直じゃなくてごめん
ホントはあの夜眠れずに将太からの電話を待ってたんだ
それを放課後言いたかったんだけどまた言えなかった ごめん』


送信した


しばらくすると将太から電話が来た


「素直に待ってたって言えばよかったのにさ」


「だって・・・」


「だってじゃないだろ!」


「ごめん 怒ってる?」


「ああ 怒ってるさ!」


「怒んないでよ」


「うそうそ 怒ってないよ」


「あっ!!!」


「何?」