神戸へ行くと決めてからは あたしの気持ちも少し落ち着いた でも 優子と将太が一緒に居るのを見るのは まだ辛い 「あたし新学期から転校するんだ でも一恵と希美子しか言ってないから秘密ね」 「嘘でしょう?」 「うそじゃないわよ」 「なんで?将太知ってんの?」 と 言う一恵の言葉に一瞬ドキッとした と 同時に希美子が 「ちょっと一恵」 一恵の肩を叩いた