「朱莉と修羅は結局、俺と同じ道を辿った」


「それは違う!!!」


修羅が声を荒げる。


・・・どうしたの?


「同じじゃない。僕たちはお前とは違う」


「親子であることに変わりはない」


緋色の髪がその証明ってわけね。


確かに、緋色の髪は珍しいわ。