家族からの手紙なんて。


なんて書いてあるか見当つくし。




…はあ。


あたしらしくないな。




「風呂入ってくる。」

「…一緒に入ろうか、舞憂?」

「……いいよ?」




玲は、ボンッと赤くなってしまった。



「……ふ。ウソだし。」




真っ赤な玲を放ってお風呂に入った。