「あ、ちなみに
幽霊は見えます♪
そんじゃバイビー」
颯爽と走りさろうとすると…
ボフッ
また誰かにぶつかる
さっきから誰やねん!!
背高過ぎじゃあ!!
「何だよこのガキは」
「見知らぬドチビです」
「誰がガキじやああ!!
てか、結局
ドチビにしたんだw」
「黙れブス」
「恋……絶対こいつ、
アレだよな」
「ええ、アレですね」
黙れブス……ガーーン
「あーー…
ショック受けちやいました?
可哀想ですね~よしよし」
こ、こいつ絶対
恋愛小説の彼氏役になれねぇ!!
腹黒とかドS通りこして
鬼畜だぁああ!!
甘い所が一つもなっ!!
ヒロインときめかねーぞ?!
「ドチビをときめかせて
何が楽しいんですか」
「お前ら喧嘩しすぎ
うるせぇ」
突っ込んだ人の
顔を見ると、
またしても美形!!
赤い髪は肩まであり、
後ろですこし縛ってある
さっき幽霊と
喋ってたバカかw
目はつり上がっていて、
瞳がキツい…
ついでに目の下には
赤いのがちょんって付いてる
七五三さんか?ww
「炎、こいつ、
心の中で炎の事
バカ扱いしてますよ
しかも七五三さんですって」
だーーーー!!!
人の脳内をチクルな!!!
「だったら精神を無に
すれば良い話だクソガキ
黙らないと刺しますよ♪」
………………無
「んで、コイツどーする?
俺のことバカ扱いとか…
殺してぇんだけど」

