最強☆魔術師妖奇談!!

「とにかくあんたは
能力者なんだよ

だから、俺らと協力して
陰陽道に仕えるんだ」




「能力廃棄」




「んな事出来るかボケ!!」



ふっ…突っ込みが甘いな
赤毛くんよぉ…







「心で悪態つくの
止めてもらえます?

聞いててウザイんだよ
クソドチビが…
とっとと服従しろ」





い、言い過ぎです!!
普通に言い過ぎです!!





服従なんてするか
ボケぇええええ!!

お前、絶対読者に
人気でねーぞ?

その性格じゃ嫌われ者だぞ?
赤毛と土くんに、
良いトコ取りされっぞ?!







「まあ、なんとか
なるんじゃないですか?

最近俺様キャラ人気ですし」







テメーは俺様じゃなくて
ただの鬼畜だろーが!!





「新たに登場 鬼畜キャラ☆
っていうことで」





「そーゆーことじゃねーよ!」







「ねぇ2人共…ここ数ページ、
ほとんど2人の
会話になってる…

物語、進めよ?」




「「……はい」」







「んじゃとりあえず、
名前教えろよ」






「俺は、
滝川 恋(たきがわ れん)です

滝……つまり水の能力者
ちなみに恋愛の恋なので
心情=心属性です」



「俺も?俺は…
練城 炎(れんじょう ほむら)

炎の能力者だ
未練の練だから、
憎悪=攻撃属性」



「俺はぁー…
土屋 響(つちや ひびき)!

土の能力者でーすっ♪
響くは大地の響きだから
自然属性ね♪よろしく!」







銀髪が恋で、
赤毛が炎で、
土くんが響……か!



「了解~あ、属性って何?」





「恋愛は、心を表すモノ
つまり、心に関係の
ある魔術が使えるんですよ
俺の場合は読心術や催眠術」




うわー…神様、こいつに
与えてはならない力を
与えてしまったな…



「死にたいですか?」


「めっそうもない」