ところが 最近は ひどいもんだ。 決して口に出す事のできない、夜のパパへの不満は、 日中にまで 蔓延しはじめたようだ。 なんだか 苛つく。 パパの存在そのものが 目障りに感じはじめる。 そしてついには、台所で一人、 『なぜパパになんか夕食を作っているのだろう…。私が食べて欲しいのは 佐々木さんなのに…。 と切なくなってくる。