『不倫である』 ただその一点を除けば、 二人の仲は、極めて 上手くいっていた。 同時に火をつけた花火のように、 一気に 盛り上がり始めた二人の恋。 メールは 途絶える事なく、 会う回数も 日をおうごとに増し。 それでも 家族を持つ二人には、限られた時間しかない。 どんなに深く愛し合っても、それぞれの家に帰る二人には、 常に 嫉妬心がつきまとった。 そんな満たされない思いは、二人を尚更燃え上がらせていき。 抱いても 抱いても 足りない彼。 抱かれても 抱かれても 不安な 私。