~四季恋~








永は私を抱きしめて、
刹那は悪態つきながらも
背中をさすってくれる




同じような優しさ、

永にもあげなきゃ…







ちょっとだけ
勇気を出すね










「永っ!!絶対元気になってね!
私、応援するから…」







一番スマートな応援


同情って思われても良い


これが素直な私の気持ち


語尾はちっちゃく
なっちゃったたけど…

顔も酷くなってるけど…


永がくれる、
優しい笑顔のお返しだよ♪






そして、傷ついた永の体を
愛撫し、いたわる様に
撫でてみた……








「魅散は優しいね
俺、絶対手術
成功させるから……

そんでさ、もし
死ななかったら、
魅散に言いたい事がある」



永は、無邪気に
ふわぁって笑って、
いつもの綺麗な笑顔をくれた






「ぅん……絶対聞くよ」





「……あと俺、
もう泣かないから!!

病気とか負けないし
あいつにも…」






永だけ泣かない
なんてズルいっ!!





でも………
あいつって、誰の事だろ?







「私も泣かないっ!!」



「「出来んの?
泣き虫なのに」」






ハモらなくても…;







「俺、別に
心配してねーけど…

死んだりすんなよ?」







刹那……
ツンデレキャラですか?(笑い)





「よーーしっ!!
ガン細胞の奴、
絶対倒してやるぞー!」




「「おーー(棒読)」」