~四季恋~












「私、泣いてばっかり…」




「そうだな」


「魅散……」







刹那正直………
でも、優しさとして
受け止めるよ?



永っ………

ごめん、何度でも
謝っちゃうんだ






自分が死んじゃう
かもしれない恐怖

孤独と死への絶望感



そーゆーの、
私には分からない







人の痛み、苦しみが
わかってあげたいよ…





悪いのは全部私で、
大変なのは全部永なのに…


同情しちゃダメなのに…

それでも悲しくて…




涙が止まらないんだよっ…









もう、目腫れ過ぎで
きっとぐちゃぐちゃの
顔なんだろーな










そんな時




ふわって優しい感覚が

弱りきった私に襲いかかる









「泣かないで、魅散」


「泣き過ぎ…バーカ」








対照的な2人、
似た優しさがあると
思うのは私だけ?